あなたに届け
「ごちそうさまでした」
「俺、棚の仕入れしてくるからばれるなよ」
「は~い」

数分後棚の仕入れを終えた俊弥くんが戻ってきた
「大丈夫?」
「うん、このチョコどうぞ」
「ありがとう」
「美味しかったよ」
「ん、美味い」
「川本~」
「はい」

急いで立ち上がったとき…
ゴツッ

「って~」

頭を抱えて座り込んだ

「俊…」
「大丈夫か!?川本!」
「大丈夫です…」
「気を付けろよ…」
「何のようでしたか?」
「いや、ポテトあげといてくれないか?」
「わかりました」

「な~コブになってない?」

頭を触りながら俊弥くんは聞いてきた

「あ、なってるよ」
「最悪…」
「お家帰ったらすぐ冷やしなね」
「うん」
「川本」
「はい」
「これでさっきのとこ冷やしとけ」
「ありがとうございます」
「氷もらえてよかったね」
「うん」
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