あなたに届け
それから俊弥くんとはきまづかった

そして俊弥くんのバイトが終わった

「桃花、怒ってるよな…ごめんな」
「ううん、大丈夫」

私は出来る限りの笑顔を作った

「でも、ハラハラしたなぁ」
「だね」
「またやる?」
「うん」

こうして家についた

「送ってくれてありがとう、またね」
「桃花、笑ってよ…」
「笑ってるじゃん、もう遅いから入るね」

私は逃げるように家に入った

辛かった…
私の聞いたことない俊弥くんの声
彼女が触れた頭
彼女と楽しそうに喋る俊弥くん
あの場に居るだけで私は胸が苦しくなった


―次の日―

「桃花、おはよー」
「美奈、おはよ」
「どうした?元気ないじゃん」
「なんでもないよ」

そしてその日はコンビニに行かなかった

そしたら私の携帯がなった
俊弥くんからのメールだった

『桃花、今日こないの?』
『今日は疲れてるから行かない、ごめん』
『しっかり休めよ』

次の日、重い足取りでコンビニに行った

「桃花、会いたかった」
「うちも」
「裏で話しよっか」
「うん」

「彼女となるべく早く話進めるから」
「無理して焦んなくていいよ」
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