腹から叫べ!

「ナイン君、2人組作ったら1人余るよ。」

「嘘!?1、2、3、4、5…あ、ほんとだ。」

普通すぐに気づくだろ。

「俺1人でできるから。」

チヨが手を挙げた。

「じゃあチヨは1人でいいな。カノ一緒にやろーぜ。」

「あ…うん。」

カノはナインの足を押さえた。

「それじゃあ数えるね。いーち、にー、」

「あ、もう無理!腹筋割れた!」

「はあ!?」

ナインはまさかの2回で力尽きた。

「てめえ!まだ2回じゃねえか!100回ってお前が言ったろーが!」

ガク君がキレる。

「うう…だって…。」

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