先生との恋☆Second・Story☆完結☆


「……」


「ごめんって睨まないで」


動く元気まではないのだろう。力なく睨まれるから一応謝る。しょうがないなぁ。

「じゃあ、秋の知らない俺んちに泊まってた間の心ちゃんの話するから」


それで許して?のつもりで提案したのだけれど…。


「え、無視!?」


止まっていた手を動かして再び食べ始めてしまった秋。


いいのか。話さなくて。聞きたいと思ったのに。


まぁいっかとリプレイボタンが表示されていたスマホを見て、リプレイをタップする。











「……全部話して。そして終わったら見たもの全部忘れて」


「え!?」


あと少しでハイスコアだったのに!集中してたのに!


熱があると秋には時差が出るのか。


や、さっきまで時差なく会話してたのに!



秋の声に集中していた精神は一気に現実に引き戻されて。

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