ギャルバン!!! ウチら最強JKバンド!!!
その日の下校時間、今度はコピーしたチラシを配っていた。





また誰も受け取ってくれない中、コーンローのヒトが歩いてくるのをエルさんが見つけた。





「あ、昨日のダンサー。ねェ! これ配ってくれた?」





少し機嫌が悪そうなそのヒトがエルさんからチラシを受け取る。





「………こんなのムダだよ」





「え? 何?」





「ムダだって言ってんの!」





彼女はそう叫んでチラシを破いた。
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