愛ガ降る



水族館は思っていたよりも空いていて、ゆったりと見て回ることができた。



変わった魚を見ては、2人で水槽の中を覗き、指差しながら笑いあった。



順路にそって館内を歩いて行くと、大きなプールが目に入ってきた。



「大概くん!イルカのショーだって、見たいなぁ!」



あたしはいつの間にか子どものようにはしゃぎ、今日だけは明日からの事は考えずに楽しむ事にした。



「イルカのショーは1時からだって。
その時間にまた来よう!
それまで休憩を兼ねてお昼にする?」



大概くんがそう言うと、あたしはハッと思い出した。



< 169 / 219 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop