愛ガ降る
水族館は思っていたよりも空いていて、ゆったりと見て回ることができた。
変わった魚を見ては、2人で水槽の中を覗き、指差しながら笑いあった。
順路にそって館内を歩いて行くと、大きなプールが目に入ってきた。
「大概くん!イルカのショーだって、見たいなぁ!」
あたしはいつの間にか子どものようにはしゃぎ、今日だけは明日からの事は考えずに楽しむ事にした。
「イルカのショーは1時からだって。
その時間にまた来よう!
それまで休憩を兼ねてお昼にする?」
大概くんがそう言うと、あたしはハッと思い出した。