愛ガ降る
「いったい何があったの??
学校に来たらクラスが慌ただしい上に、アズが上級生に連れて行かれたって聞いてずっと探し回ったよっ!
なんで呼び出されたのかもだいたい聞いたから、大概にも一緒に捜してもらったんだ。」
ユウちゃんは息を切らしながら話した。
「タケルにも捜してもらってたんだけど、さっき電話で話したから今こっちに向かってる。」
大概くんは駆けつけてから、ずっと地面に膝を付けたまま下を見て一言も話さなかった。
「アズ立てる?」
ユウちゃんはそう言ってあたしの手を取ってくれた。