愛ガ降る
大概くんが走って行った後、すれ違いのようにタケルくんが友達数人と駆けつけてくれた。
「アズちゃん大丈夫っ?誰にそんなにやられたの?」
タケルくんが心配して聞いてきた。
「多分、大概のこと好きな3年だと思う。」
すかさずユウちゃんが答えた。
「…もしかして、大概目当てでよくサッカー見に来てるやつらかもしれない。」
タケルくんと一緒に来たサッカー部の友達が、思い出したようにそう言うと、それを聞いたタケルくんが、急に焦った様子を見せた。