愛ガ降る
~タケルが向かった先は、3年の女子クラス。
階段をあがる途中から、女子達が騒然としているのがわかった。
女子クラスの教室の中、普段居るはずのない大概陸の姿があった。
「あずに手を出したのは?」
そう言った彼の視線はとても冷たかった。
誰も見たことのない険しい表情の彼の姿は珍しく、タケルやその友達、そして教室にいた誰もが、これが本当にあの大概陸なのかと目を疑った。
「だって…、陸に付きまとってたから…。」
3年の女子達は、大概陸の普段とは全く違う雰囲気に困惑していた。