clover
落ち着いたところでティタイムとなった。



「千嘉達にはまじ感謝だわー」



両手を合わせて美里が言っている。



「いいのいいの!食べたかったのを適当に買っただけからね」



笑顔で美音が言ってくれた。



「どうもありがとう・・・!」




「てかさ、この3年間色々あったよね~!」




「確かに!1年の時なんて緊張しまくりだったなあ」



千嘉が天井を見て言う。



「城野先生元気かな?」



「えっと・・・1年の時の担任かな?」



美来が不思議そうに聞いた。



「そうそう!美里となぜか仲良かったもんね!」



美音がにやりと笑いながら肩をたたく。
< 12 / 146 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop