clover
次の日。


１限は国語総合である。



始業チャイムと共に２人の先生が教室に入って来た。



「授業始めるよ」



号令係りの生徒が挨拶をして授業が始まった。



「えっと・・・授業は俺と岡山先生で行います・・・えー・・・岡山先生挨拶、お、お願いします」



「はい、私は２組の担任岡山志穂（おかやま・しほ）ですみなさんと国語総合を１年間勉強するのでよろしくね！ちなみに私はサブなので後ろに立ってますわからない事があったら質問してくださいね」


そう言って城野先生にバトンタッチをしたのである。



「そ、そういうことで・・・１年生の国語総合はティームティーチング、つまり先生二人がついて授業を進めるので２人先生がいます・・・えっと、岡山先生の言ったように質問とかどんどんしてください・・・メインはちなみに俺なので・・・よろしくね・・・」




城野先生って案外ヘタレなのかな・・・？



美里はちょっと思っていた。



プリントや辞書が配られて名前の記入やアンケートなどにも答えた。



終業チャイムがなってながーいながーい国語の時間が終わった。



やっと終わったよー！



千嘉が天井を見上げて思っていた。



美里が千嘉に近付いて



「ち、千嘉～！次体育だから一緒に着替えに行こう！」



美里の声に気づいて着替えをもってトイレに行った。


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