旦那の貴方は俺様王子!?









「う、うぅっ…うわぁぁぁ!!」





安心したのか、恐怖なのか。私は大声で泣き叫んだ。





「もう大丈夫だ。これを着ろ。」




この声って…。





「浩太…さん?」




「お!名前覚えててくれたのか!嬉しいな。」




「ど、どうしてここに…。」





嗚咽だらけの声で問いた。





「ん~…。loveのパワー、かな♪」





ウインクしてピースをしていた。





「それよりほら、上着着ろ。」




「は、はい…。」









< 23 / 205 >

この作品をシェア

pagetop