no drug no future
そんな自分の心境を癒真くんとPsyjoに出勤後、相談した。

癒真「う〜ん。俺はバンドが本気だし、DJでプロになる気はないかな。趣味程度がいいと思うな・・・。よく分からないけど、売れたいなら曲作らないと駄目だろうし・・・」

Psyjo「そうだね〜。あんまり深入りしても未来がある職業じゃないからね・・・作曲環境を整えるのにもお金がかかるし。勿論、学ばなきゃいけないものも多いから、本気でやるなら遊び時間も全て削らないとだめだよ。」


もっともだ・・・。


今の私の生半可な気持ちではDJでは到底食べていけない。

自分の曲を作り、回し、CDにしなければアーティストにはなれない。

頑張れる範囲でDJを趣味にしていこうかな・・・。

あぁ、せっかく夢が見つかったかと思ったのに・・・。


Psyjo「そんな難しく考えなくて良いと思うよ?続けてみて軌道に乗ったら身を任せればいいんだし!」


私「分かりました!前向きに考えて、楽しみながら頑張ります!ありがとうございます!」

と、ポジティブに言ったものの心の中ではなんだか振り出しに戻ったようで虚しくなった。

私って弱いな・・・。

Psyjo「前向き!前向き!それより今週末、群馬でデカいレイブに出るんだけど来ない?たまには箱だけじゃなく自然に触れ合ってリフレッシュしてみなよ〜(笑)」


”レイブ”・・・。



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