no drug no future
私たちは太陽が黄色から橙色になるまで遊んだ。

シャワーを浴びて荷物をまとめ海にバイバイをした。

お腹がすいて御宿駅の前のコンビニでお弁当を買う。

「せっかくだから海観ながら食べない?」

癒真くんが言う。

みんなで賛成の声があがり、私たちはまた海へと足を向ける。

日が落ち空は紫から青のコントラストに変化をし初めていた。

無言でみんなで吸い込まれていた。

そこはとても幻想的な砂漠に変わった。

夏よありがとう。

私たちの絆が生まれた夏。

人生最高の夏。

最初で最後の伝説の夏。

愛する人が出来た夏。

ちょっと遅い私の第二の青春

サヨナラ
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