好きとは言えなくて…

不甲斐ない自分


チュチュン


窓から元気な雀の鳴き声がしてその鳴き声で私は目を覚ました。

枕元には携帯が置いてあってメールが来たことを知らせる青い光が点滅していた。


そっか。返さずに寝ちゃったのか。


覚醒しきれてない頭で携帯を開くと最初に現在の時刻が目に入った。


「なんだ。まだ5時半か」


まだ起きるのには30分ほど早い。
私は欠伸をしながら布団から上半身だけ起こしてメールを開いた。


『最上に相談して良かったよ(*´∇`*)ありがとう(*^^*)
最上もなんかあったら俺にすぐに相談していいんだからな!』


佐倉君に相談か。自分の気持ちに気付いてなかったらこの言葉は凄い嬉しいことだったんだろうな。
憧れの人に相談されてありがとうってお礼されて。

それでも今の私には辛いことでしかなかった。


『おはよ♪
そんなお礼されるようなことはしてないよ(*^^*)
告白するのって明後日だっけ?頑張ってね\(*⌒0⌒)b』


私は当たり障りもないメールを佐倉君に送った。

送信中から送信完了に画面が切り替わるのを確認するとベッドから下りて制服へと着替え出した。



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