僕は君の罪になりたい
「…教師生活には慣れた?」


「へ?…あぁ、うん。少しはね」


「そっ。良かった」



良かったって何が?





「まぁ、みーちゃんを悩ませるモノがあっても俺がどうにかしてやるから安心して」


「学校1の問題児に心配されても嬉しくないんだけど」




アナタが1番の悩みの種だし。




「大丈夫。みーちゃんもそのうち俺を好きになるから、俺といる事が嬉しくなるよ」


「なんないわよ」


「いいや、なるね。…俺無しじゃ生きていけないカラダにしてやるよ」




何、その自信。



てかカラダって…


このマセガキが!!




「バカ言わないで。生徒をそんな目で見るワケないでしょ?アナタはまだ未成年の子供…」




相手にしてられないと立ち上がると突然、視界が天井になった。


頭と背中に鈍い痛みが走る。
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