きみのとなり


花火の夜……



思い出して私まで赤くなってしまった。




私を、斗真君が押し倒して……




わーー!!!!





「……あんなことして、ごめん…」



「っ~……うん…もう大丈夫だから…」




は…恥ずかしい…




「教室、行こ!」



私は赤くなった斗真君の手を引っ張った。




「あ…うん…」



繋いだ手が愛おしい。





何だろう。



なんか……私……



斗真君のこと……







< 221 / 338 >

この作品をシェア

pagetop