今日から交換日記を始めました‼
アイちゃんを助けてくれた、命の恩人だ。




木村先生が私の額に、いきなり自分の額をくっけた。



もうビックリして、思わず息を止めてしまった。




木村先生がクスッと笑う。



『華耶ちゃん顔真っ赤可愛いね。』




恥ずかしい。




『華耶ちゃんもう熱は下がったみたいだね。


アイコさんは、もう大丈夫だから安心していいよ。


もう泣かなくてもいいから、華耶ちゃん頑張ったな。』




木村先生が私の頭を優しくなぜた。




木村先生なんだか疲れているみたい。




『ごめん華耶ちゃん、ちょっと寝かせて貰っていい?

二日間寝てなくて、「え、二日間も寝てない。」




木村先生が私が寝てるベットに入って来た。




祐一郎のベットはかなり大きくて、二人で充分眠れる。




たけどそこが問題なんかじゃない。




「木村先生!」と声をかけるると、先生は私を抱き枕にして寝ていた。




動けない私。




誰か助けて!









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