〖完〗子ども警察官の精華
プロローグ ~全ての始まり~
「精華。この仕事を任せた。」

「はい。」

 真新しい子ども警察官の制服を着て、ショートカットに、カチューシャがお似合いの精華は緊張した動作で、委任状を受け取った。

 遠い兵庫から、これを受け取りに上京した。

 精華は四月から中学一年生。

 この仕事が、記念すべく初仕事だ。

 精華は小学五年生の時に、試験に受かった。

 それから、依頼が来るまでずっと心待ちにしていた。


 無事委任状を受け取り、帰路に着こうとした時。

 ふと、あの日のことを思い出した…

 精華が小学四年生の冬頃だった。




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