【完】ポケット-幼なじみ-
そういってみたけど、はる君は何もしてくれなかった。
ちょっと我が儘過ぎたかも。
でも、中々話せないから今のこの時間が嬉しくて、腕を掴んでお願いした。
ぎゅって抱きしめてくれたけど一瞬だったからもっと……求めてしまった。
こんな我が儘なの…私じゃない。
いつの間にかこんなにもはる君への想いが大きくなってた。
すると………いきなり押し倒される。
「は、はははる君…っ」
「…歩夢不足なんですけど。」
そういいながら、首にキスしてくるはる君に、自分じゃないみたいな甘い声が出て驚く。
恥ずかしくなって、ぼぼぼっ、と耳まで赤くなった私にはる君はもう片方の首にキスをする。
声出さないようにしたけど全く効果はなく。
はる君に腕をつかまれてしまった。
「全部…聞かせて。」
はる君は次、頬にキスを落とす。
一瞬びくってなって目をぎゅっと閉じた。
……………怖いんじゃない。
前、は怖かったけど今は体中がはる君を求めてる。
「……拒まないの?」
はる君は、動きを一回止めて言った。
拒めない、んだよ。
…………私もはる君不足で。
もっと触れて欲しい、だなんて私は変態なのかも。
でも、本当の気持ちだからしょうがない。
自分の指をきゅっとはる君の指に絡めると再び押し倒された。