心の底の本当の心



だけど
光に近づくと
光の色が白でなく
濁りきった光
そこから伸びる手も
黒く濁っていて
“いいよ
“どんな手でもいいから
“私を助けてくれるなら
“お願い私を
“この冷たい森から
“助けてよ
伸びた手の指
つかむ寸前
その手は
その光は
消えてしまった







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