もう、お前しか愛せない
彼はすごい。

私の嬉しい言葉を次々と言ってくれた。


私をすっごく感動させる…



「絢…俺と付き合ってください」

「はい」



私達は晴れて両思いとなった。

7月1日。


今日は私達の記念日―



そして、3時間目が終わるまで、ずーっと一緒にいて話していた。

他愛もない話が、その時間が。



すっごく短く感じて…とっても愛しかった。


チャイムが鳴って、彼は教室へと戻ろうとした。



すると、私の腕を引っ張って―


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