逢いたい…。【実話】
【ぅわ!!

この金額まずいょ……】



咲を見送った後、ポスト

に3万円を超える

携帯電話の請求書。


TUNの携帯は上司に

監視されている。



【どうしょ…こんなの払

い続けるなんて

できない……ょ…】



でも逢えないふたりを繋

ぐ唯一の携帯だ。



ブルルルル~~~


《はい…?》


『お~TABASA!』


《TUN!どうしたの?

電話大丈夫なの?》


『まだ話して平気だよな

あ?電源が落ちる前でよ

かった!間に合った~』


《まだ大丈夫だよ…?》


『今、公衆電話!朝の電

話が何だか嬉しくてさ~

またTABASAの声が

聞きたくなった!』




【え?公衆電話??

ぁぁ…TUN…すごくすごく

嬉しいょ…ぉ…キュン】





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