逢いたい…。【実話】
【もう…ここには戻らな

い……ドクン】



見慣れた街並みに別れを

告げる。



[ママぁ~トラック~]


《おおきいね~》



【なんか…思い出すなぁ

キュン…よくお弁当届けたね

…ドキン】



同じ道を通っていた。



【でも…あの頃とは…キュン

…違うね】



二度と戻る事のない道を

走っている。



【まさか…本当にこんな

日がくるなんて…ドキドキ

何度も何度も諦めかけた

夢…それが…キュン…あと

少しで…叶う…キュンキュン】



《チビ太~もうすぐおり

るからね?》


[はぁ~い~]



TUNのマンションは

もうすぐだ。



TUNの部屋に行くのは

何ヵ月ぶりだろう?




ふたりが夢を語った…



ふたりが未来を誓った…



そして…



ふたりが人目を忍んで

愛し合った部屋――――





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