逢いたい…。【実話】
数日後に

雪から電話があった。



悪戯は全て

雪と知り合いの男が

やったと謝ってきた。



雪もTUNに本気だった

のだろう。



【でも……もう遅い…ょ

ズキン……もう…TUNは

いない……グスッ】



これが

TUNとあたしの運命

だったのかもしれない。




TUNと出逢えた事は

あたしの宝物になった。




最初はドキドキが止まら

ないほど嬉しくて。



逢う度、触れる度、愛が

激しくなっていった。



だけど愛し過ぎるほど

辛くて…悲しくて…寂し

くて…どうしようもなか

った。




だけどね…



TUNと

逢えてよかったよ。



死んじゃう前にTUNと

逢えてよかったよ。




また…いつか



何年たってもいい。



何十年たってもいい。




あたし―――



TUNに逢いたい…。







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