逢いたい…。【実話】
‡八章‡

激情

電車から降りた―――



さっきとは違う不安に襲

われる。


旅行中パパに一度も連絡

してない。



【忘れてた……ビクン

電話…どうしょ…】



恐る恐る玄関を開けた。



ガチャーン・・・・



ドアチェーンがかかって

いた。



全身に恐怖が走った。



「何やってたんだ!」


パパがチェーンを外しに

近づいてきた。


玄関に立ち塞がる。


部屋の中には入れてもら

えなかった。


奥からチビ太が笑顔で駆

け寄ってくる。



しかし―――



パパが抱き上げて

しまった。




【ぁ…チビ太……

イヤ…イヤだ……抱かせてょ

…ズキズキ】





< 92 / 410 >

この作品をシェア

pagetop