灰色恋愛
「優斗、寝すぎだよ。バカになるぞ」
ケンさんがため息交じりに優斗さんに話しかける。
「あっ優斗、裕美ちゃん来たよ!」
シンさんはそういうと、私を優斗さんの前まで連れて行った。
あ。
目ぇ合っちゃった?
「山中裕美です・・・」
「うん」
─────それだけですか・・・
優斗さんはそれだけ言うと、立ち上がり、どこかへ行ってしまった。
「あの人、不思議ちゃんだからねー気にしないで」
シンさんに言われ、その後も、シンさんと他愛もない話をして楽しんだ。