【完】透し予知能力者
ガラガラ…
『いらっしゃいまっせー』
居酒屋の扉を開けると元気にむかえてくれる店員さん




『お1人ですか?』





『いいえ…後からもう1人来ますので…』
1人は気まずい…





『ご案内しま〜す!』
と私は個室の席へと案内された





しばらく1人で飲んでホロ酔いになっている時に…拓があらわれた





『よう!待たせたな…』





『別に…あなたを待ってなんかいないわよ!』
その軽いノリが私にとっては嫌だ





『うわっ…冷たいお言葉』




『これくらいの言葉使いの方が…拓也さんにはいいかもね!』





『そんな冷たくしないで…温かくしてくれよ綾ちゃん…』





『無理ー!』
怒ってる訳じゃないけど…私はプンとふくれた顔をした





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