【完】透し予知能力者

黒い手帳と外国人バー

2人がいなくなってから私は拓の部屋にあるお酒を探した…拓からは好きなのを飲んでいいって言われていたから拓の冷蔵庫やワインストッカーを見て…高そうな赤ワインを飲んで酔うことに…





その赤ワインが美味しくてしばらく飲む方に集中してしまった私…朝から気分良く酔って手帳のことを忘れてしまっていた





赤ワインを1本飲み終わる頃私は手帳に気づき…
『わっ…ヤバっ!黒い手帳を見なきゃっ…』
飲みすぎたせいなのか最初に見た時よりリラックスして見ることができた





その手帳に書かれてる内容は…





五橋警察署の警察官が暴力団との繋がりがあり麻薬密売や密入国者の外国人バーなどの違法行為をしているとの情報を聞いた





俺は密入国者がいると思われるバーに行き情報聞いてきた
ビザ無しで5年も働いていると言う外国人女性からの情報で…





ここにいると安全で…他の外国人従業員も全て密入国者だとハッキリと言っていた
アッサリとそんなことを話してくれたことが不思議で…どうして安全なのか聞いてみたらここは警察に守られている店で…よく刑事さんが遊びに来るようなことを話していた





< 214 / 279 >

この作品をシェア

pagetop