【完】透し予知能力者
そんな…ある日





いつものようにまたあの人が来て花を見ている





『いらっしゃいませ〜』





『あっ…どうも』
少し頭を下げた





『今日はどうしますか?』
最初のころからすると私もリラックスして話せるようになっていた





『えっと…今度飲みにいきませんか?』





『はっ?』
突然のことでビックリしたけど…この日がやっと来たって思った





『やっぱりダメですよね…』





『大丈夫ですよ!』
笑顔で返事をした





『ありがとうございます!じゃあ来週の土曜日でいいですか?』





『はい…!』





『その日の夕方ここに迎えに来ます!』





『わかりました…』





そう言って店から出て行った





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