【完】透し予知能力者
『早紀さん…私酔ったみたい』
何この感じ…フワフワして目が回るし気持ちよくて気分かいい
酔っぱらいってこんな感じなのかな…





『私も…酔ったわぁ』
早紀さんは少し顔が赤くなってきていた





『なんか…私お酒好きになっちゃったかも…』





『そう?それはよかったわ!』
ニコッと微笑む早紀さん





『お酒飲むとこんなに気持ちよくなるんですね!』





『そうなのよ!嫌なことも忘れられるわ…』





『早紀さんに嫌なことなんてあるんですか?』





『そうねぇ…たくさんあるわよ』





『こんなに素敵で…仕事もできるのに…?』





『そっ…そんなことないわ!私にだって悩みぐらいあるわよ…』





『そうなんですか…私なんて悩むほどのことしてないし!素敵な女性だからこそ悩むこともあるんですよね!』





『あっ綾ちゃん…』
…と突然早紀さんが泣き出した





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