ほら、笑って笑って

ど、どうしよう……

何て答えればいいの?

あんまり……ううん、全然大丈夫じゃないけど、やっぱり大丈夫ですって言うべき?



「―なぁ、聞こえてる?」

答えない私にしびれを切らしたのか、もう一度声が聞こえてきた。

悩んでいる場合じゃない!?

心配(迷惑?)かけてるんだ。

とにかく、この場は大丈夫だと伝えて、早くここから立ち去ろう。



「……あの……私大丈夫です…」


そんな事を考えながらゆっくり起き上がり、声の主の方へ振り返った。




< 10 / 304 >

この作品をシェア

pagetop