超俺様王子×超ワガママ姫


で・・・次にこの状況についてけないあたし・・・



「アンタさぁ~ユウのなんなわけ!?」
「えぇっと・・・」
「ほんとまじでうざいんだけど。きえろブス。」
うわぁ・・・
これはいわゆるリンチ!?
ユウとかいってるし・・・
アイツ関係か!!


あ・・・もしかしてアイツが言ってたことって
このこと!?
『お前なんもわかってねぇな』
うわぁ~
なんで気づかなかったんだろ~
あたしって鈍感。
でもこういうのは嫌いじゃない。
久しぶりに暴れようかな?



とはおもったけど
入学一日から停学なんてくらいたくない!!
だからいわれるがままに。
「きいてんのぉ!?」
「きいてます・・・。」
「だからさぁ!!消えろっていってんの!!ユウの前から!!」
「横なんだから消えるもクソもできないっしょ・・。」
「生意気!!ムカつく!!しね!!」
「いうこと幼稚ですね?先輩・・。」



「ねぇ・・・まじでこの子むかつく・・・。やっていい?」
は?
何すんのよ。
「アンタの髪何センチ切ってほしい?」
「はぁぁ!?」
「10センチ以上ね?」
冗談じゃない!!
あたしの大事な髪!!
これはもう・・・赤本菜未・・・暴れちゃいマス!!



「バコン!!バシ!!ドン!!」
「はぁはぁ・・・アンタ何モン!?」
「ワガママ姫ですが?」
「はぁはぁ・・・停学覚悟しな。」
「心得てます」



ざっと19人いたけど圧勝。
何?弱すぎ。
何人も束になればいいってもんじゃないよ。
ヤバイ!!あたし最強!!あはっ

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