私の小さな物語
悶々としているあたしを見て、
ふいにユウが頭をクシャッとなでた。
「?」
あたしが驚いて見上げると、
そこには穏やかな笑顔が浮かんでいた。
「何か悩んでるんならオレにすぐ言えよ?
お前すぐ溜めこむからさ。昔からそうだろ」
そう言って意地悪そうに笑った。
「……何であんたに…」
「そら、幼なじみだし。
奏が生まれたときから知ってるからな」
「お父さんじゃん、それ」
「違うから」
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