美しい花−先生と秘密な関係−【上】
まあ、寝ちゃうとケイくんでも重たいし助かるけど。


先生はレンに続いて家に入る。あたしはその後ろについて入った。






「どこで寝かせんだ?」


「あっ、そこのソファーに」





あとで起こしてお風呂も入られなきゃいけないしね。





「こんなとこ落ちると危ない。こいつのベッドはどこだ」


「あっ、こっちです」





あたしはケイくんの部屋に向かいながら先生を案内した。


先生、意外に優しいんだね。


子どもの事なんか嫌いなタイプかと思ってたけど。


ファミレスでもケイくんと遊んでくれてたし。




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