美しい花−先生と秘密な関係−【上】
ただ不安で…それが恐怖としてあたしを襲ってくる。



お願いだから無事でいてほしい……。



そればかりが頭の中を駆け巡る。





先生の事が心配でたまらないのに他にも指名が入っていて、あたしは接客するしかなかった。



でも、どのお客様もあたしの異変には気づいてしまった。


お酒をこぼしてしまったり、初歩的なミスばかりでマネージャーにも注意を受けるほどだった。




仕事が終わり家に帰っても寝れずにずっと起きていた。




こんなにも強く朝がくるのを願った事はなかった。



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