美しい花−先生と秘密な関係−【上】
病院から家に送ってやったけど、お前はずっと悲しそうな顔をしてた。



それでもひとりで抱えて頑張ろうとしてるお前。


このままじゃお前が疲れきっちまう…誰かに支えてもらわねぇと。


俺が支えてやりてぇが、お前は俺の事を許してねぇから嫌がるだろな。





「なんでもひとりで抱え込もうとすんな!」


「……じゃ…先生が助けてよ……」





今…なんて…?


俺が助けていいのか?

俺でいいのか?




俺が助けてやる。
いや、助けてやりたい。


支えになりてぇんだ。




俺は泣いてるかもしれねぇお前を抱きしめた。




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