美しい花−先生と秘密な関係−【上】
あたしにスウィートなんか用意してくれるのはアツくんだけだよ。


アツくんは、エレベーターの中なのにあたしの唇にキスをする。



アツくんは自分の彼氏なんじゃないかって、勘違いしそうになる。


でも、アツくんがお客様じゃなかったら、あたしは会わない。


キャバ嬢とお客様。お金があってこそ繋がる関係だ。




エレベーターは最上階について、部屋へ入る。

今まで見たこともないような部屋だ。



浴室は2つあるからあたしたちは別々にシャワーを浴びる。


シャワーから上がるとワインを飲んでるアツくん。あたしはその横に座る。





「アザミも飲むか?」


「少しだけいただこうかな」






ワインをグラスに注いでくれるアツくん。

21才とは思えない慣れた手付き。すごく大人っぽい。





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