年下の悪魔
時間はお昼の11時。

お昼ご飯には早いけど何か食べて薬でも飲んで寝よう。

階段を下り台所に向かうとバナナが置いてあった。

…これでいいや。

房からバナナを1本取り部屋へ戻った。

あ…、そう言えば冷蔵庫に冷却シートもあったっけ。



部屋に戻り口にバナナを入れるが今にも吐きそうだ。

食べ物の味が気持ち悪い。

でも胃に何かいれなきゃ薬飲めないし。

吐き気を我慢しながら何とか1本食べ切り薬を飲んだ。

ベッドに仰向けに寝転ぶと、天井がぐるぐる回ってるみたいに見える。

お父さんに電話して仕事帰りスポーツドリンクでも買って来てもらおうかな?

あ、洗濯物も溜まってるし掃除も…って、そんな事出来る体力も残ってない。

最近暖かくなって来てたけど、毛布出しっぱなしにしててよかった…。



薬が効いて来たのかな、ウトウトして来た…。

完全に意識が遠退きかけた時だ。



『~♪ー…♪♪』

うわっ!

枕元に置いてた携帯がいきなり鳴り出したのだ。

私の携帯の着信音、こんなにおっきかったっけ?

お陰で目が覚めた。

風邪のせいで聴力までヤラれたか…


しっとりとしたバラード…

この着信音は…
< 83 / 205 >

この作品をシェア

pagetop