堕落


最後に彼女が何かを叫んで、部屋を出て行った。


となりの彼は我に帰ったのか、さっさと服を着てどこかに行ってしまった。



さっき浮気認めたくせに・・・。



男のことなんてどうでもいい。



さっさとこの部屋を出て、どこかに行ってしまおう。



何も考えず服を着て、玄関を出ようとした時、




鏡を見つけた。




自分の顔を見つめる。




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