未来設計
それが夢。

だけど。
その私立の女子高校もある程度の学力は必要だから。
こうして塾に通って。
学力を伸ばしている。


私と香織はその高校に合格圏内のところにいる。

綾香にはまだ…言っていない。
綾香は…私たちが自分よりもレベルの低い高校にいくと思いこんでいる。

だって。
私と香織は…
いや、綾香以外のクラス全員が負け組なのだから。

< 38 / 201 >

この作品をシェア

pagetop