遠くの空に。
あ…龍騎と約束してたんだったんだ……。
待ってる…って………。
でも、心配かけられないな…(笑)
『いません…よ…。1人で…した。』
しばらくして、行く病院が決まったのか、救急車は走り出した。
龍騎…ごめんね……。
あたしがいなかったら…探すかな…。
誕生日に龍騎に会えて、嬉しかった。
『マ…米田さん……米田さん!』
きこえてくる声がだんだんと、小さくなっていく。
『マ…さん……マ…。』