遠くの空に。
『かのん…?誕生日おめでとう。』
龍騎がホッとした顔で微笑んでいる。
『何で…ここ、わかった…ぁ…?』
まだ口が上手くまわらない。
『きいた。んで、走ってきた。無茶したな(笑)病院に運ばれたのが女だってきいて、絶対にかのんだって思った。かのんにしか、こんな無茶な事は出来ないと思うからさ↑』
『ごめん……なさ…い。』
『謝んなよ(笑)かのんらしいよ。でも、あんま無茶すんなよな……。心配んなるから…。』