遠くの空に。
龍騎が急いで医者を呼んでくれて、見てもらった……。
熱が出してしまっていたのだった。
『かのん。無理させたみたいで、ごめんな。』
椅子に座って、心配そうな顔をする。
『ううん。大丈夫だよ♪あたしこそごめんねぇ…。素直になりたいのに……なかなか素直になれなくて。』
『良いよ(笑)焦んないで、素直になれるようになったら、なれば良いんじゃない?俺はそれで良いと思うけどな↑↑』
龍騎の言葉をきいて、ホッとする自分がいた。
龍騎…。あたしはやっぱり、早く素直になりたいよ。