遠くの空に。
『ボスだろうがなんだろうが、俺の女には、かわりないんだけど?なんか文句でもある?ないなら、俺ら行くから。』
龍騎はあたしの手をひいて、歩く。
後ろを振り返ると、呆然と立ち尽くしている陽がいた。
『龍…騎……?』
『ここでいっか。』
龍騎が言うと、目の前にあった居酒屋に入り、部屋へと案内された。
『龍…』
『ごめん(汗)』
あたしの言葉にかぶるような形で謝ってきた。
『俺…勝手なこと言っちゃって(汗)』