遠くの空に。

『ほら!着いたぞ↑』





『うわぁ…大きなツリー……。』







『写メんなきゃ↑彼にも見せてあげよ♪』





『あたしも記念に写メろぉ~っと♪』






『どう?クリスマスっぽいだろ?』


ツリーを写メっていたかのんに、俺は声をかけた。





『うん♪』





『でも、良かった。本当に良かったよ。治って。』




かのんが笑顔でいる。



俺にとってはそれが一番だった。





『ありがとぉ↑ご心配をおかけしました(汗)』





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