遠くの空に。
いつも未來はタイミング良く電話をかけてくる。
こうして、午後は未來と会う事になった。
ゆっくりと話せそうな店に入り、お茶をしながら話すことにした。
『で、大学の方は順調?』
『うん!おかげさまで(笑)』
『あ!そろそろ恋のほうなんかは?』
『恋…かぁ。あ!そういえば、大学で剣斗(ケント)に似てる人に出逢ったよ。あ…でも、剣斗が持ってなかったものを持ってるような…そんな人にねぇ(笑)』