遠くの空に。
『自由が欲しいってのがあって、前から出たいと思ってたんだけど、本当の意味で自立したいって感じたのが、かのんと付き合ってからなんだよね(笑)』
『だから、あんなにバイトしてたのかぁ。』
『あぁ(笑)それに…〃〃』
『それに?』
『かのんが、いつどんな時にでも来れる場所ってなったらなぁーって思ってさ!もう…寂しい思いとかさせたくないし。』
そう言うと、頭をかいた。
龍騎は、いつもあたしを中心に考えてくれてるんだ…。