遠くの空に。
『男が幸せにしてやる…か(笑)…って、何すれば良いんだ?汗 どうすんだよ(汗)』
俺は凄く焦った。
どうしたら、かのんが幸せだって思ってくれるだろう。
『あ!かのんにイルミネーションを見せてやろう↑』
やっと計画を立てたところに、大輔から電話がかかってきた。
『どうした?』
『14日に退院が決まったんだけど、迎え来れっかな?』
俺は一瞬、悩んだ。
でも、意外とすぐに俺の中で結果が出た。