遠くの空に。
『おい!!!!かのんの手離せ!』
龍騎は、剣斗の手を無理矢理に振り払った。
『わ…わりぃ(汗)じゃあ、俺は、もう行くな↑お前のいう、待ち人ってやつも来たみたいだし。』
剣斗は歩き出すと、あたしたちに後ろ手をふって立ち去ろうとする。
『待てよ!!お前…かのんの知り合いか?』
『あぁ(笑)多分、あんたと会う前からのね↑』
『どういう…?』
龍騎がきくと、剣斗はその場で立ち止まった。
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